お遍路の持つ文化的価値を
後世に長く伝えたい

千二百年間も続いてきた日本の伝統的な文化であるお遍路
その文化や四国の美しい景色を、次世代にも受け継いでいけないか。
日常生活では得られない貴重な経験を誰もが気軽に楽しめる
そのような環境を整えていくことが私たちの役目です

千二百年間も続いてきた日本の伝統的な文化、お遍路

弘法大師(空海)が人々の災難を取り除くために開いた霊場「四国霊場八十八箇所」を、弟子の一人が大師の足跡を辿り遍歴したことが、始まりとされています。(諸説あり)
以前は、「願い事を叶えるため」や「修行の一環として」お遍路する人が多かったようですが、近年では多くの方が、さまざまな理由で巡礼を体験するようになりました。
「お遍路さん」には、特別なルールはありません。
心身のリフレッシュを求める人。自己探求の旅をする人。日本の美しい自然と地域文化を楽しむために参加する人。
今やお遍路は、一般の人々も気軽に参加できる、開かれた巡礼となりました。
また、日本人だけでなく、外国からも、この古い伝統に魅了され、巡礼を体験する人が増えています。

その文化や四国の美しい景色を、次世代にも受け継いでいけないか。
日常生活では得られない貴重な経験を誰もが気軽に楽しめる。そのような環境を整えていくことが私たちの役目です